2006年11月25日
郷里の広島には九十二歳になる母がいる。今でも健脚で、既に成人し、東京と京都に住むわが家の息子(孫)たちに、生活用品などを歩いて買いに行っては、郵送してくる。
父は八十六歳で他界するまで、元気にゲートボールで全国を行脚していた。家内の父は頑固でおちゃめ。デパート巡りが好きで、これまた八十六歳で亡くなるまで少年野球の審判をしていた。両父とも、最期まで元気に体を動かし、人生を楽しんだのではないかと思っている。
Jリーグは厚生労働省とともに、地域の介護予防事業を検討している。四月施行の改正介護保険法で新たに導入された「介護予防事業」の一環で、全国のJリーグ加盟クラブが市町村など地方自治体と協力しながら、本拠地スタジアムやクラブ施設などで、健康体操やストレッチ教室などを実施する案だ。
従来の介護保険は、寝たきり老人など、どうしても介護が必要な人から順に割り当てられてきたが、軽い運動で筋肉や体力を維持することで、介護が必要になる人を未然に減らし、少しでも長く自分自身の力で生活してもらうことを目的とする。選手やコーチも参加し、孫や子供たちと一緒に楽しめるような体力づくりのイベントがあれば、出無精のお年寄りも参加しやすいのではないだろうか。
全国に六百八十万人といわれる「団塊の世代」が、来年二〇〇七年から大量に定年を迎え始めるそうだ。まだまだ元気だと思ううちから、楽しく体を動かす習慣をつけておくことが長生きの秘訣(ひけつ)であろう。かくいう私も、今春、腰を痛めて以来、少しでも自分の足で歩くことを心がけている。健康を保ち、楽しい人生を送るために、Jリーグとしてもいろいろなお手伝いができればと思う。
父は八十六歳で他界するまで、元気にゲートボールで全国を行脚していた。家内の父は頑固でおちゃめ。デパート巡りが好きで、これまた八十六歳で亡くなるまで少年野球の審判をしていた。両父とも、最期まで元気に体を動かし、人生を楽しんだのではないかと思っている。
Jリーグは厚生労働省とともに、地域の介護予防事業を検討している。四月施行の改正介護保険法で新たに導入された「介護予防事業」の一環で、全国のJリーグ加盟クラブが市町村など地方自治体と協力しながら、本拠地スタジアムやクラブ施設などで、健康体操やストレッチ教室などを実施する案だ。
従来の介護保険は、寝たきり老人など、どうしても介護が必要な人から順に割り当てられてきたが、軽い運動で筋肉や体力を維持することで、介護が必要になる人を未然に減らし、少しでも長く自分自身の力で生活してもらうことを目的とする。選手やコーチも参加し、孫や子供たちと一緒に楽しめるような体力づくりのイベントがあれば、出無精のお年寄りも参加しやすいのではないだろうか。
全国に六百八十万人といわれる「団塊の世代」が、来年二〇〇七年から大量に定年を迎え始めるそうだ。まだまだ元気だと思ううちから、楽しく体を動かす習慣をつけておくことが長生きの秘訣(ひけつ)であろう。かくいう私も、今春、腰を痛めて以来、少しでも自分の足で歩くことを心がけている。健康を保ち、楽しい人生を送るために、Jリーグとしてもいろいろなお手伝いができればと思う。
鬼武 健二