Jリーグ2ndステージはジュビロ磐田が苦しみながらもレベルの高いサッカーで制し、初の両ステージ優勝に結び付けた。
磐田は昨季1stステージでタイトルを取りながら、2ndステージでは鹿島アントラーズに優勝をさらわれ、さらにサントリーチャンピオンシップでも鹿島に敗れる苦汁を味わった。それだけに今季の2ndステージにかける磐田イレブンの闘志は並々ならぬものだった。ところが、1stステージはわずかに1敗(対横浜F・マリノス)しただけだった磐田が、第2ステージでは第3節の浦和レッズ戦で早くも黒星を喫し、第8節でもジェフユナイテッド市原に敗れて2位に陥落してしまった。
しかし、ここ一番で頑張るのが磐田の力。第9節のベガルタ仙台戦でVゴール勝ちすると、第10節のサンフレッチェ広島戦では中山雅史の決勝ゴールから1−0で勝って首位に返り咲き、第11節の横浜FM戦では高原直泰の2ゴールと中山の得点で快勝して、あとはタイトルへ一直線。
引き分け以上なら優勝が決まる第14節の東京ヴェルディ1969戦では、前半から押しまくったが得点に結びつかず、結局延長後半に福西崇史が左から中に回り込んで、ゴール右すみに決勝のVゴールを決めて、優勝をより劇的に演出した。
今季は浦和レッズに引っ張られ、鹿島やガンバ大阪などの肉薄もあったが、終わってみれば磐田が順当に栄冠を獲得した。
ナビスコカップでは準々決勝で鹿島に屈したが、リーグ戦では鹿島に2連勝した。
守りでは田中誠、鈴木秀人、大岩剛ら、MF陣では藤田俊哉、名波浩、服部年宏、福西、攻撃では高原、中山が力を発揮、さらに西紀寛や川口信男、河村崇大らの控え組も与えられた仕事を忠実にこなし、鈴木政一監督のもと、より高いレベルを目指す磐田のサッカーが、まさに円熟期を迎えた。磐田にとっては残る課題は次代を担う若手の成長だけだろう。
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