[ 試合総括 ]
J-ALLSTARSが見事に昨年の雪辱。
鋭い攻めから4ゴールを連取して快勝
Jリーグ選抜チームの「J-ALLSTARS」とKリーグ(韓国プロサッカーリーグ)選抜チームの「K-ALLSTARS」が対戦する「JOMO CUP 2009」が8月8日(土)、韓国の仁川ワールドカップ競技場に3万9230人の入場者を集めて行われ、J-ALLSTARSが4−1と快勝した。前半の14分にFWマルキーニョス(
鹿島)が決めて先制したJ-ALLSTARSは、後半にもDF李正秀(
京都)、MF中村(
川崎F)、FWジュニーニョ(川崎F)が連続ゴール。その後のK-ALLSTARSの反撃をPKによる1点に抑えた。
立ち上がりはK-ALLSTARSの果敢な攻めが目立った。素早い展開から両サイドへボールを運び、MFチェ テウクのテクニックや、昨年のMVPであるMFチェ ソングッのスピードを生かしてチャンスをつくる。しかし、マルキーニョス、MF明神(
G大阪)の献身的な守備と、遠藤(G大阪)、小笠原(鹿島)、中村のパスワークでペースをつかみ始めたJ-ALLSTARSが待望の先制点をものにした。中盤でのコンパクトな守備でチェ ソングッからボールを奪った中村が、ドリブルをしながらスペースをつくると、そのスペースへ走り込んだマルキーニョスが中村からのパスを受けて左足のシュート。これが相手選手の足に触れてわずかにコースが変わり、ゴールネットを揺らした。
K-ALLSTARSは後半開始から新たに4人の選手を投入したが、J-ALLSTARSの勢いは衰えない。「相手DFの背後を突いていこう」というオズワルド オリヴェイラ監督のハーフタイムの指示を受け、左サイドバックのDFジウトン(
新潟)がマルキーニョスとのパス交換から抜け出し、強烈なシュートでCKを得る。このチャンスに、遠藤と交代出場したばかりのMF野沢(鹿島)は最初のタッチでゴールを狙うと、ボールをゴール前で受けた李正秀が落ち着いて相手選手をかわしてけり込んだ(59分)。さらに72分にもジウトンと野沢がチームの3点目をお膳立て。左サイドでジウトンの突破が相手の反則を誘い、野沢のけったFKに合わせてゴール前に走り込んだ中村が巧みに決めた。
K-ALLSTARSに疲れが見えはじめた81分には、ジュニーニョのパスを受けた野沢のシュートをGKキム ヨングァンがはじき、そのこぼれ球に素早く反応したジュニーニョが左足で押し込んだ。その1分後にはチェ ソングッにPKを決められたものの、しっかりとしたポゼッションによってJ-ALLSTARSが主導権を保持したままタイムアップを迎え、見事、昨年の雪辱を果たした。J-ALLSTARSを勝利に導いたオズワルド オリヴェイラ監督は「(K-ALLSTARSに)何度かチャンスをつくられたが、我慢して1点を取り、後半は相手が攻めてきたところを、カウンターアタックを生かして追加点が入った」と試合展開を振り返った。
試合後の表彰式では、株式会社ジャパンエナジーの松下功夫 代表取締役社長から、J-ALLSTARSのキャプテン小笠原にJOMO CUPが手渡された。また、MVPにはJ-ALLSTARSの2点目を決め、守備でも強力なK-ALLSTARSの攻撃をはね返した李正秀が選ばれ、賞金1000万ウォン(提供:株式会社ジャパンエナジー)を獲得した。
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