プレビュー&レポート
2008年7月27日(日)
[ J2リーグ戦:第28節 試合総括 ]
広島、福岡が快調に4連勝。「四国ダービー」は愛媛に軍配
第28節の7試合のうち、1試合が7月25日(金)、3試合が26日(土)、2試合が27日(日)に行われた。首位の
広島は
横浜FCを2−1と破り、
草津を1−0と下した2位の
山形との勝点14差を維持。4位の
仙台は
岐阜と1−1の引き分け。
鳥栖は
甲府に2−1の勝利を収め、5位から3位へ浮上した。
湘南も
熊本に4−1の快勝で6位をキープ。福岡は水戸に3−2と競り勝ち、今節の締めくくりとなった30日の「四国ダービー」は、
愛媛が
徳島を1−0と破った。
横浜FC、広島とも集中力の高い守備によって前半を0−0と折り返したが、後半は積極的に攻め合った。均衡を破ったのは63分の広島。相手GKの前方へのフィードをカットしたMF青山が、思い切りよく右足を振りぬきネットを揺らした。だが、2分後には横浜FCもFW池元が強烈な左足のシュートを突き刺し、試合を盛り上げる。両チームの明暗を分けたのは79分、昨季まで横浜FCに所属していたFW久保が交代出場から2分後、MF服部のセンタリングをヘディングで合わせて勝ち越し。「勝ちたいという気持ちを前面に出すことができた」(ペトロヴィッチ監督)勝利によって、広島は4連勝。横浜FCは3連敗となり、11位から浮上することはできなかった。
山形は「いい入り方ができた」(小林監督)という後半に決勝点を挙げた。53分、FW長谷川が相手GKのクリアミスを逃さず、ダイレクトでけり込んだ。FWリチェーリが31分に退場処分となり、草津の攻勢を許す時間も長かったが、小林監督が「いい守備ができたと思う」と振り返る完封勝利で2連勝。草津は4試合に白星がない。仙台は5分、カウンターアタックから岐阜のFW片桐に、「最後まで重くのしかかる」(手倉森監督)先制ゴールを許す。ようやく追いついたのは63分、FW平瀬が5試合ぶりの得点。勝点1を分け合う結果も、「悔しい勝点2を失った」(手倉森監督)、「勝点1をゲットした」(松永監督)と、両チームにとっての持つ意味は異なったようだ。
鳥栖は甲府戦の勝利によって、仙台と、今節は試合のないC大阪を抜いて3位へ順位を上げた。試合が動いたのは後半。48分にFW藤田が先制すると、甲府も69分にFWマラニョンがヘディングで同点。だが6分後、相手のクリアミスを逃さなかった藤田が勝ち越し点をマーク。3連勝を目指した甲府の反撃をしのぎ、2位の山形との勝点2差を維持した。湘南は1−1のスコアで迎えた後半、64分に38歳のベテランMF加藤が逆転ゴールを決めると、77分に17歳のMF菊池、89分に20歳のFW三平が追加点を挙げて、今季6度目の4得点による勝利を挙げた。福岡は前半、FW大久保、MF久藤のゴールで2点差をつけたが、水戸も後半開始直後にFW荒田、MF鈴木良の連続ゴールによって同点とする。だが、「追いつかれても我慢した」(篠田監督)福岡は75分、大久保の3試合連続決勝ゴールの活躍によって今季初の4連勝。水戸は福岡とのリーグ戦において、連続17試合に勝ちなしとなった(4分13敗)。「四国ダービー」の明暗が分かれたのは63分。FW大木が値千金の決勝ゴールを決めて愛媛に1−0の勝利をもたらした。徳島戦を連続4試合負けなし(3勝1分)とした愛媛は、連敗を3でストップ。徳島は3連敗となり、8試合に白星なしとなった。
第29節は8月1日(金)、3日(日)に行われる。