プレビュー&レポート
2008年8月10日(日)
[ J2リーグ戦:第30節 試合総括 ]
広島vs仙台は譲らず引き分け。2位の山形は愛媛に快勝
第30節の7試合が8月9日(土)、10日(日)に行われた。首位の
広島は
仙台と1−1の引き分け。2位の
山形は13位の
愛媛に3−0と快勝し、広島との勝点差は15。3位の
鳥栖は11位の
岐阜と0−0のドロー。
湘南は
C大阪を3−0と破り、
甲府は
徳島に3−1の逆転勝利を収めた。
水戸は
草津と2−2、
熊本は
横浜FCと1−1で引き分けた。8位の
福岡は今節、試合がなかった。
仙台vs広島の行われた
ユアテックスタジアム仙台は、今季最高となる1万8455人の入場者で埋まった。熱気あふれる雰囲気の中で進んだ試合の均衡が破れたのは、後半に入っての61分。2003シーズンから2年間、仙台で活躍した広島のFW佐藤の先制ゴール。得点ランキングの首位を走る佐藤は、今季通算得点を16点に伸ばした。ホームの仙台も負けていない。その9分後、第15節の熊本戦(5月21日)以来の出場となるDF菅井が、CK後の混戦から貴重な同点シュートを決めて引き分けに持ち込んだ。広島の連勝は5でストップしたが、勝点を65へ伸ばした。5試合連続引き分けの仙台は、4位から5位へ順位を下げた。山形は11分にMF宮沢が先制し、FW長谷川がチームのJ2リーグ戦通算500得点となるゴールを決めて主導権を握った。78分にもMF秋葉のチャンスメークから長谷川がダメ押し。3連勝を飾り、勝点を50とした。小林監督は「前からプレスしてボールを奪う意識が高かった」ことを勝因に挙げた。敗れた愛媛は2連敗。鳥栖と岐阜は接戦を展開。FWレオナルドを55分に投入して攻勢に転じた鳥栖だが、「チャンスに決めきれなかった」(岸野監督)と岐阜のゴールを割ることはできず、勝点1に甘んじた。2位の山形との差は勝点4へと開いた。
2勝3分で5試合に負けなしという安定度で今節に臨んだ湘南は、15分にMF加藤のクロスをFW石原が決めて先制すると、26分にも石原が追加点。さらに80分には、C大阪から加入したばかりのFWカレカが、古巣を相手に勝利を決める3点目。湘南は今節、5位から4位へ浮上。C大阪は今季2度目の3連敗となり、6位にとどまっている。徳島 vs 甲府は1−1のスコアで迎えた81分、昨季途中まで徳島に所属していた甲府のFW羽地がDF山本のクロスから逆転ゴール。さらにその8分後には、ダメ押しとなる得点をマークした。15位の徳島は11分、MFアンドレジーニョが加入後の初得点を決める幸先のいいスタートをきったが、彼が26分に退場処分となった後は甲府のペース。シュート数でも3対23と圧倒され、今季初めての5連敗。甲府は10位から9位へ順位を上げた。
12位の水戸と7位の草津はスリリングな試合を展開した。草津が18分にFW後藤が先制シュートを決めれば、水戸は41分にFW荒田が3試合連続得点で同点とし、49分にはDF平松のヘディングシュートにより逆転。4分後に草津のMF山崎が同点とした後も、激しい攻め合いを演じて勝点1を分け合った。14位の熊本は3分、FW高橋の2試合連続得点でリード。だが、70分に横浜FCのMF山田に同点ゴールを許し、「2点目を取れなかったのが痛かった」(池谷監督)と初の2連勝はならなかった。都並監督が「運よく引き分けた」と振り返る横浜FCも2連勝はならず、9位から10位へ後退した。
第31節は8月16日(土)、17日(日)に行われる。