プレビュー&レポート
2008年8月25日(月)
[ J2リーグ戦:第32節 試合総括 ]
首位の広島が福岡に快勝。鳥栖を下した湘南が上位に迫る
第32節の7試合が8月23日(土)、24日(日)、25日(月)の3日間にわたって行われた。首位の
広島は
福岡に4−0と快勝。2位の
山形は
甲府と1−1のドロー。3位の
鳥栖は4位の
湘南に0−1と敗れた。
仙台は
徳島と1−1と引き分け、
草津は
岐阜を3−1と下した。
愛媛と
水戸、
熊本と
C大阪も、それぞれ2−2で引き分けた。10位の
横浜FCは今節、試合がない。
ここ2試合を1分1敗と、やや減速の感もあった広島だが、6試合に負けのない福岡を迎え、首位の実力を発揮した。10分にMF服部のクロスをDF槙野がヘディングで合わせ口火を切ると、43分にMF柏木、53分には柏木のパスからMF高萩が決めて3点差。さらに87分、MF森崎和がダメを押し、勝点を68へ伸ばした。広島は
J1リーグ戦を含め、福岡には5試合連続負けなし。前節は甲府に0−2と敗れたが、ペトロヴィッチ監督は「負けから学習し、前向きに試合へ臨んだ」と選手たちの姿勢をたたえた。福岡は7試合ぶりの黒星で、順位は8位から9位へ後退した。
山形は24分、MF宮沢が折り返したボールが甲府のオウンゴールを誘い、5連勝へ向けて幸先のいいスタートを切った。だが、対山形に5試合連続負けなしと自信を持つ甲府は、安間監督の選手起用が的中する。72分にピッチへ送り込んだFW木村が、4分後にJリーグ初ゴールとなる同点シュート。山形と広島との勝点差は14と開き、甲府の順位は9位から8位へ上昇した。だが、山形の小林監督は「厳しい試合になったが、勝点1を取って前へ進んでいる」と、結果をポジティブにとらえていた。今節の注目カードの一つ、鳥栖 vs 湘南も接戦。湘南が22分、FW原の得点で先手を取り、後半の鳥栖の攻勢をしのいで2試合連続の完封勝利を飾った。両チームの順位は変わらないが、湘南は勝点を49とし鳥栖に同1差へ迫っている。
15位の徳島とのアウェイゲームを戦った仙台は、9分に素早い攻めからMF関口が決めた。その後も試合を優勢に進めたが、ホームの徳島も意地を見せ、83分にFWアンドレジーニョがFKを直接決めて引き分けに持ち込んだ。仙台は7試合に白星がなく、徳島は12試合、勝利から見放されている。草津は25分のMF島田のミドルシュートを皮切りに、28分にMF熊林、37分にFW後藤と、12分間で3得点のゴールラッシュをみせて岐阜を破り、勝点46で仙台と肩を並べた。岐阜は80分にFW片桐が一矢を報いたにとどまり、7試合に白星なしとなった。
愛媛と水戸も互いに譲らず、勝点1を分け合った。3連敗中で13位の愛媛は13分、翌24日に24歳の誕生日を迎えるFW内村が先制。37分にはMF赤井が差を広げた。だが、水戸は後半に奮起。FW赤星が64分に直接FK、74分にミドルシュートと連続ゴールを決めて引き分けに持ち込み、11位へ前進した。5位のC大阪は14位の熊本とのアウェイゲームで先制を許すも、52分にMF乾、54分にMF香川のゴールで逆転。シュート数で22対10と優勢に試合を進めたが勝利に結びつけることはできなかった。14分にFW木島の得点でリードした熊本は、64分にFW高橋の4試合連続ゴールで追いついた。
第33節は8月30日(土)に行われる。