プレビュー&レポート
2008年8月30日(土)
[ J2リーグ戦:第33節 試合総括 ]
広島、山形が快勝。好調の湘南が3位へ浮上し、C大阪も逃げ切る
第33節の7試合が8月30日(土)に行われ、首位の
広島は
水戸に、2位の
山形は
横浜FCに、いずれも4−1の勝利を収めた。3位で今節を迎えた
鳥栖は、
福岡との「九州ダービー」で2−2と引き分け4位へ後退。
草津に4−0と快勝した
湘南が、代わって4位から3位へ浮上した。
C大阪は
徳島に3−2と競り勝ち、
甲府は
熊本に5−1と大勝。
愛媛が
岐阜を1−0と破った。6位の
仙台は今節、試合がなかった。また、今節は30ゴールが記録され、今季の最多得点節となった。
立ち上がりの3分、水戸のFW荒田に先制を許した広島だが、28分にMF森崎浩がミドルシュートを決めて流れを引き寄せた。その6分後にはエースストライカーのFW佐藤が逆転ゴール。後半に入っても59分にMF柏木、82分に再び佐藤と続き、勝点を71へ伸ばしたが、ペトロヴィッチ監督は「われわれはもっといいサッカーができる」と、快勝にも気を緩める気配はなかった。水戸は4試合に白星がなく12位。山形も28分、横浜FCのFWアンデルソンにリードを奪われたが、4分後にDF石川のロングパスを受けたFW豊田が同点。68分にDFレオナルドがCKをヘディングで合わせ逆転に成功し、77分にMF宮崎、81分にはFW長谷川が追加点。今季の横浜FC戦の3連勝を決めて勝点を57とし、小林監督も交代でピッチに立った選手の働きに「かなり収穫のあった試合」と手応えを感じたようだ。横浜FCの10位は変わらず。
福岡 vs 鳥栖の
レベルファイブスタジアムに詰め掛けた入場者は1万5158人。第1節の水戸戦より1人多い、今季の最多記録である。先制したのはアウェイの鳥栖。22分にMF船谷が決めて、前半をリードして折り返す。福岡は後半、52分、65分とMF城後の連続ゴールにより逆転。だが、鳥栖も粘り、試合終了9分前にFWレオナルドが同点ゴール。勝点1を分け合い、勝点50とした鳥栖だったが3位をキープするには十分ではなかった。福岡は4試合に勝利がなく、前節と変わらず9位に位置している。好調の湘南は草津を相手にして、17分に原、29分に石原というFWコンビが決めて優位に立つ。77分には再び原が加点し、その2分後は新加入のFWトゥットがダメを押した。湘南は3試合連続の完封勝利で勝点は51。草津は5試合ぶりの黒星で7位にとどまっている。
C大阪はレヴィー クルピ監督が「60分までは完全に試合を支配していた」という時間帯に、MFのアレー、FW古橋、MFジェルマーノ(PK)の得点により快勝ペース。だが、その後は徳島の反撃を受け、MFの大島、倉貫に決められ、辛くも1点差で逃げ切った。勝点を49へ伸ばしたC大阪は5位、徳島は15位と順位は変わらなかった。甲府は4分にFWマラニョンが口火を切ると、FW大西、サーレスの2得点と次々に追加点を挙げ、71分にはFW羽地がダメを押して5ゴール。熊本は89分、MF斉藤がようやく一矢を報いた。5試合負けなしとした甲府は8位、5試合ぶりの敗戦となった熊本は14位だ。13位の愛媛は74分、MF赤井が価値ある得点で、チームに5試合ぶりの勝利をもたらした。岐阜は8試合に勝利から見放されており、11位からの浮上はならなかった。
第34節は9月5日(金)、7日(日)に行われる。