プレビュー&レポート
2008年9月7日(日)
[ J2リーグ戦:第34節 試合総括 ]
首位の広島は記録的大勝。2〜4位はいずれも引き分け
第34節の7試合が9月5日(金)、7日(日)に行われた。首位の
広島は
岐阜に7−1と大勝し、7位の
草津と0−0で引き分けた2位の
山形に勝点16差。3位の
湘南は13位の
愛媛に2−2、4位の
鳥栖は8位の
甲府に1−1のドロー。
仙台は9位の
福岡に3−0と快勝し、今節は試合のなかった
C大阪と入れ替わり、6位から5位へ浮上した。14位の
熊本は
水戸に0−2と敗れ、15位の
徳島も10位の
横浜FCに1−2と惜敗した。
広島が独走態勢にあるチームの強さを見せつけた。31分に相手のオウンゴールで先制すると、44分にはMF森崎浩が追加点。素晴らしいパスワークによって試合を支配し、後半にはMF高萩の2ゴールなどで5点を加えた。1試合で7得点を挙げたのは、J1リーグ戦を含めてもクラブ史上初めて。ここ3試合で15得点という破壊力を示し、3連勝を飾った。岐阜は64分にFW片山が一矢を報いたにとどまり、9試合に白星がなく順位を12位へ下げた。草津とのアウェイゲームで後半に優勢となった山形だが、終盤は猛攻を受け、ロスタイムには相手のシュートがバーをたたくなど冷や汗。小林監督は「できれば勝点3を取っておきたかった」と、ライバルとの差を広げるチャンスを逃した悔しさをのぞかせた。
湘南はリードするたびに追いつかれ、勝点1を分け合った。FW石原とトゥットが共に2試合連続得点を記録し、主導権を握ったが、愛媛はFWの田中と三木が同点ゴール。湘南の菅野監督は「勝点3を持って帰りたかった」と本音をのぞかせた。鳥栖vs甲府は終盤にドラマが待っていた。アウェイの甲府は80分、FWサーレスが先制。だが、その5分後、CKのチャンスにDF飯尾がヘディングで同点に追いつき、チームを救った。山形に対し、湘南は勝点6差、鳥栖は同7差だ。
仙台にとっては、待ちに待った勝利。第25節の鳥栖戦(7月9日)以来、8試合ぶりの白星だ。開始4分にMF梁勇基が早々とリードをもたらすと、19分には新加入のFWナジソンが初ゴール。福岡の攻撃をしのぐ時間帯もあったが、ロスタイムにはMF千葉がダメを押した。熊本とのアウェイゲームを戦った水戸は、52分にDF平松が均衡を破ると「自分たちのリズムが少し出せるようになり」(木山監督)、83分にはFW荒田が決めて、5試合ぶりの勝星で11位へ浮上。同時にJ2リーグ戦の通算100勝を記録した。徳島戦における横浜FCのMF根占が挙げた先制点は、チームのJ2におけるアウェイ通算150得点。一度は同点とされたが、79分にFW難波が決めて勝ち越し、4試合ぶりの白星となった。徳島は40分にFWソウザが同点後、猛攻を見せたが実らなかった。
第35節は9月13日(土)、14日(日)、15日(月・祝)に行われる。