プレビュー&レポート
2008年9月15日(月)
[ J2リーグ戦:第35節 試合総括 ]
首位の広島が山形に快勝。湘南、C大阪、仙台が2位を急追
第35節の7試合が9月13日(土)、14日(日)、15日(月・祝)に行われた。注目された2位の
山形と首位の
広島の対決は、広島が4−0と快勝し、勝点差を19へと広げた。3位の
湘南は「神奈川ダービー」で
横浜FCを1−0と振り切り、山形に勝点3差と迫った。
鳥栖は
水戸と1−1で引き分け、
仙台が14位の
熊本に4−0の快勝。
C大阪は
岐阜に6−0と大勝した。この結果、C大阪が4位、仙台が5位となり、鳥栖は6位へ後退したが、山形から鳥栖までは勝点6差と予断を許さない。7位の
草津と8位の
甲府の対戦は2−2のドロー。9位の
福岡は15位の
徳島を3−1と下した。
山形の守備力、広島の攻撃力が注目された一戦は、広島が攻め勝った。33分にFW佐藤が先制。J1とJ2を合わせてリーグ戦通算100得点となる記念すべきゴールを、エースストライカーは「大事な試合に大事な先制点を決めることができて、非常に良かった」と振り返った。後半にもMF高萩、DF槙野、MF森崎浩が加点した広島は、4連勝でさらに独走態勢を固めた。山形は8試合ぶりの黒星。小林監督は「ちょっと守備が甘かった」と、思わぬ大差を悔やんだ。この山形に迫ってきたのが湘南だ。10位の横浜FCとのダービーマッチは激しいボールの奪い合いとなったが、63分にPKを得て、後半から出場のFWトゥットが3試合連続得点。8,857人という今季の最多入場者が見守る中、この1点を守りきり10試合に負けなしと好調をキープしている。
水戸とアウェイで対戦した鳥栖は、51分にDF飯尾がCKに合わせて均衡を破ったが、69分には水戸のDF平松に同点とされる。その後も運動量の豊富な水戸に押し込まれたが、GK室の好守などで勝点1を確保した。水戸は11位にとどまった。熊本の厳しいチェックに苦戦した仙台だが、「前半を辛抱強く戦い、0−0で折り返したことが後半につながった」(手倉森監督)。後半開始直後のFWナジソンの2試合連続ゴールが口火となり、58分、61分には6試合ぶりの得点となるFW平瀬の2点でリードを広げた。76分にはMF斉藤が、7月の加入以来の初ゴールでダメ押し。第26節から第32節までの7試合に勝ちがなかったが、3−0で勝った前節の福岡戦に続く無失点の2連勝と、エンジンがかかってきた。熊本は今季2度目の3連敗、6試合に勝ちがない。C大阪の6得点は今季最多。7月に加入したFWカイオが初ゴールとなる12分の先制点を含め、ハットトリックの大活躍。さらにMF香川、FWの古橋、小松が1点ずつを加えた。12位の岐阜は1−7と敗れた前節の広島戦に続く大敗で、10試合に白星がない。
一進一退の前半から、後半はゴールの応酬となったのが甲府 vs 草津。甲府が61分にFWマラニョンのPKで先手を取ると、草津は68分にFW後藤が同点。76分にMF林が押し込んで甲府が勝ち越すと、草津も2人の退場者を出す苦しい展開のなか、81分にDF尾本が再度追いつき、勝点1を分け合った。前節、仙台に完敗した福岡は、CKのチャンスを生かして前半に2得点。7分にDF丹羽、43分にFWハーフナー マイクが、いずれもヘディングシュートを決めた。82分には、CKのキッカーとして前半の2得点をおぜん立てしたMF久藤が3点目。徳島の反撃を89分のMF大島の1点に抑え、6試合ぶりの勝利。徳島は3連敗、15試合に白星がない。13位の愛媛は今節、試合がなかった。
第36節は9月20日(土)に行われる。