プレビュー&レポート
2008年11月9日(日)
[ J2リーグ戦:第42節 試合総括 ]
好調の山形が4連勝。湘南、鳥栖、C大阪が3位の仙台に迫る
第42節の7試合が11月8日(土)、9日(日)に行われた。2位の
山形は15位の
徳島に3−0の快勝。3位の
仙台は、すでに
J2優勝を決めている
広島と1−1の引き分け。同じく
J1昇格の可能性を残す4位の湘南、5位の
鳥栖、6位の
C大阪は、それぞれ10位の
水戸に1−0、8位の
草津に3−2、7位の
甲府に3−2の勝利。11位の
横浜FCは13位の岐阜に、12位の熊本は14位の愛媛に、共に1−0と競り勝った。
好調の山形は4連勝で、J1昇格が内定する2位の確保へ前進した。キックオフから2分でFW長谷川が先制すると、33分には相手GKのミスを逃さずFW豊田が追加点。後半には53分にDF園田のJリーグ初ゴールが生まれるなど、「いいところで点が取れた」と小林監督も評価する試合運びを見せた。山形との勝点差を詰めたい仙台は、32分にMF永井のパスを受けたMF菅井がけり込み、先手を取った。しかし、広島は前半終了間際、2003、2004シーズンに仙台に在籍したエースストライカーのFW佐藤寿が同点ゴール。
宮城スタジアムに2万3745人の入場者を集めた試合は、その後も広島が優勢に進めたがドローに終わった。山形との勝点差は5と広がり、仙台の手倉森監督は「勝点1で終わってしまったことが悔しい」と、試合の感想を述べた。
10月の3試合に3連敗と苦戦の続いていた4位の湘南は、菅野監督の交代策が実を結んだ。56分に投入したFWトゥットが、その4分後に均衡を破るゴール。その後、水戸の反撃を受けたが最後まで守りを崩さず4試合ぶりの白星。仙台の引き分けによって、両チームの勝点は6から4へと接近した。2試合連続無失点だった水戸は1点に泣き、3試合ぶりの黒星。鳥栖はリードするたびに草津の追い上げを許す展開だったが、84分にFW廣瀬がゴール前のこぼれ球を決めて決着をつけた。C大阪もアウェイで素晴らしい粘りを発揮。9分、39分にFWマラニョンが決めた前半は甲府のペースだったが、後半に入ると流れは一変。51分に20歳のMF乾が19歳のMF香川の得点をおぜん立てすると、69分には22歳のDF藤本がCKをヘディングで合わせ同点。若さあふれる勢いは止まらず、その4分後には再び香川が決めて、ついに逆転に成功した。香川はU-19日本代表として、サウジアラビアで行われたAFC U-19選手権に参加し、帰国から中2日の試合での活躍だった。
岐阜は今季最高となる8,374人の入場者を集めたが、62分に横浜FCのベテランMF山田に均衡を破られ、第24節の山形戦(7月6日)以来となるホームゲームの勝利はならなかった。横浜FCにとっては8試合ぶりの白星。熊本は6分、カウンターアタックからFW高橋が決めた1点によって勝利。愛媛との対戦成績を2勝1敗とし、同一カードで初の勝ち越しを決めた。リードした後は愛媛の反撃を受けたが、「90分、タフに戦えるようになった」(池谷監督)チームは、7試合負けなしと安定した戦いを続けている。
第43節は11月22日(土)、23日(日)に行われる。