プレビュー&レポート
2009年3月7日(土)
[ J1リーグ戦:第1節 試合総括 ]
鹿島が浦和に快勝。昇格の広島、山形もうれしい開幕戦勝利
J1リーグ戦が開幕し、第1節の9試合が3月7日(土)、8日(日)に行われた。
鹿島と
浦和の強豪対決は、昨季チャンピオンの鹿島が2−0の快勝。同3位の
名古屋は、同4位の
大分に3−2と競り勝った。
G大阪は
千葉を3−0と完封。
新潟は
FC東京を4−1と下した。昨季2位の
川崎Fは
柏と1−1、
大宮は
清水と0−0の引き分け。
京都は
神戸との「関西ダービー」を1−0と制した。また、今季の昇格チームである
広島と
山形は共にアウェイで、それぞれ
横浜FMに4−2、
磐田に6−2と初戦を勝利で飾った。
前人未踏のリーグ戦3連覇に向けて、王者の鹿島が自信に満ちあふれた第一歩を踏み出した。堅守速攻という持ち味をいかんなく発揮。22分にはMF野沢、51分に昨季J1得点王のFWマルキーニョスが、お手本のようなカウンターアタックを締めくくった。オズワルド オリヴェイラ監督も「浦和に対してこれだけの試合をできたことは、今後への自信となる」と手応えをつかんだ様子。浦和はシュート数では13−10と上回ったが、鹿島の堅陣を崩せなかった。名古屋と大分の上位対決は、札幌から新加入のFWダヴィが2得点、FW玉田も逆転ゴールを決めるなど、新2トップの活躍で名古屋に軍配。ストイコビッチ監督を「完ぺきなスタートになったと思う」と喜ばせた。大分はFWウェズレイが7シーズン連続となる開幕戦ゴールで1点差としたが、及ばなかった。
G大阪も負傷から回復した新加入のFWコンビ、レアンドロ、チョ ジェジンが新天地で初ゴールを決めるなど、アウェイで千葉に快勝した。やはり、新加入のFW陣の活躍によって、初戦をものにしたのが新潟。ペドロ ジュニオールが2点を挙げ、大島もチームの3点目を決めた。川崎Fは柏のFW菅沼に先制を許したが、FW鄭大世が同点ゴール。大宮はFW藤田、MF藤本を中心に相手守備ラインの背後を狙い、清水は新加入のFWヨンセンのポストプレーから突破口を開こうとしたが、互いにゴールネットを揺らすことはできなかった。
開始早々に先制された広島は、DF槙野が19分に同点とした後、縦への鋭い攻めを生かして3点を連取。ペトロヴィッチ監督は「難しい立ち上がりだったが、落ち着いて試合をコントロールできた」と、逆転勝利を振り返った。横浜FMはルーキーのFW渡邉千が3分にデビュー戦のゴールを決めたが、翌日の関西ダービーで勝利のヒーローとなったのが、彼の2歳年上の兄、京都のDF渡邉大だ。36分に正確なシュートをゴール右隅に決め、チームに勝点3をもたらした。神戸も後半に反撃し、新加入のDF宮本も守備を引き締めたが、DFの水本、李正秀を中心とする京都の堅い守備を崩すことはできなかった。J1で初めての試合を戦う山形は、2−2で迎えた75分、FW長谷川が決めて勝ち越すと、80分からの9分間で3点を追加して圧勝。危ない場面もあったが、小林監督は「忠実に守備ができたことが大きかった」と勝因を述べた。
第2節は3月14日(土)、15日(日)に行われる。