プレビュー&レポート
2009年3月22日(日)
[ J1リーグ戦:第3節 試合総括 ]
早くも全勝、全敗クラブが消え、接戦の予感が漂う序盤戦
第3節の9試合が3月21日(土)、22日(日)に行われ、早くも全勝クラブ、全敗クラブがなくなった。開幕から2連勝だった
G大阪、
新潟は、それぞれ
京都に1−2、
大分に0−0で連勝がストップ。2連敗だった
FC東京と
磐田はそれぞれ
山形に1−0の勝利、
浦和に1−1の引き分け。
名古屋は
清水に3−1と勝利し、
鹿島は
広島を2−1と振り切った。
大宮 vs
神戸、
千葉 vs
川崎Fは共に1−1、
横浜FM vs
柏は3−3のドローに終わった。
好調のG大阪に黒星をつけたのは京都だった。前半終了間際の44分にDF李正秀のヘディングシュート、54分には22日が25歳の誕生日というFWディエゴのPKと、いずれも今季の新加入選手が得点。反撃を1点に抑え、1−0で勝った開幕の神戸戦に続き、「関西ダービー」は2連勝。2000シーズンの2ndステージ第9節から続いた、
J1リーグ戦における対G大阪の連敗を9で止めた。G大阪は76分にMF寺田が追撃のゴールを決めたが、及ばなかった。新潟は大分の堅守の前に、2試合で6得点の攻撃が沈黙。大分はDF森重を中心に、体を張った守備で2試合連続無失点に抑えた。FC東京は55分、MF羽生が決勝点。21日に48歳となった城福監督は今季初勝利と合わせ、「こんなに祝福された誕生日は初めて」と感激を表した。山形はJ1昇格後の初黒星。磐田は失点10という厳しいスタートだったが、浦和戦は粘り強い守りで健闘。32分にFWジウシーニョの3試合連続得点で先制し、68分に浦和のFWエジミウソンの同点ゴールを許したものの、勝点1をもぎ取った。
名古屋はFWダヴィの2得点などで、J1のホームゲーム通算150勝目。ダヴィは先制点に加え、勝利を決定づけるロスタイムのPKを決める活躍。清水は、名古屋から新加入のFWヨンセンのポストプレー、MFの原、枝村、藤本らのシュートを得点に結びつけることができず、80分にFW岡崎が今季のチーム初ゴールを決めたにとどまった。鹿島は劇的な勝利で勝点3を手にした。15分にMF本山が昨季第20節の千葉戦(8月9日)以来となるゴールで先制したが、広島も61分にDFストヤノフがPKで同点。引き分けが濃厚となったロスタイム、FW大迫と交代出場していたFW興梠の今季初得点がチームを救った。広島は2連敗。
1点を追う展開となった大宮は84分に追いついた。貴重な同点ゴールを決めたのは、今季、湘南から新加入のFW石原。神戸はFW吉田が挙げた1点を守り切ることができなかった。千葉は開始直後、FW谷澤が相手守備の乱れを突いてリードをもたらしたが、58分にはFWジュニーニョの今季初得点で同点とされ、両チームとも2分1敗と今季はいまだ白星なし。横浜FMは前半、厳しいプレス、スピードを生かした攻めで試合をコントロールし、FW狩野、DF中澤、FW渡邉がいずれもヘディングで決め、3−1と優位に立った。しかし、後半は柏がFWフランサを軸に反撃。65分にフランサが1点差とすると、85分には交代出場のFWポポが矢のようなシュートをゴールネットに突き刺し、ついに同点に追いついた。勝点1を分け合った横浜FM、柏は、共に今季のリーグ戦初勝利を次節以降に持ち越した。
J1は2週間の中断期間に入り、4月4日(土)、5日(日)に第4節が行われる。