プレビュー&レポート
2009年3月27日(金)
[ 3/29(日)ヤマザキナビスコカップ:第2節 千葉 vs 柏 プレビュー ]
接戦必至のダービーマッチ。勝利で勢いに乗りたい千葉と柏
今季早くも3度目となる「千葉ダービー」が開催される。2月22日(日)の2009Jリーグプレシーズンマッチ「第15回ちばぎんカップ」(柏 3−1 千葉)、3月14日(土)のJ1リーグ戦第2節(柏 0−0 千葉)は、いずれも柏のホームスタジアムである
日立柏サッカー場で行われ、柏は1勝1分と負けていない。しかし、今節は千葉のホームスタジアムである
フクダ電子アリーナが舞台。また、千葉ダービーは接戦になることが多く、リーグ戦では千葉の通算12勝7分10敗と、ほぼ互角の成績だ。千葉県内にホームタウンを持つ両チームの戦いは、いつも熱く、そして激しい攻防となる。今節もまた、見逃せない一戦になるだろう。
千葉には、かつて柏でプレーしていた選手が2名いる。MFの谷澤とアレックスだ。2008年に加入した谷澤はすぐにチームへフィットし、今では攻撃の中心として活躍する。第15回ちばぎんカップ、1−1と引き分けたJ1第3節の
川崎F戦、同スコアだった2009Jリーグヤマザキナビスコカップ予選リーグ第1節の
神戸戦でそれぞれ1得点するなど、今季はチームが挙げたゴールのほとんどに絡んでいる。一方、今季から加わったアレックスは守備面での活躍が目立つ。前述の川崎F戦ではMF中村をマンマークし、決定的な仕事をさせなかった。同時に、チャンスがあれば積極的に前方へ仕掛けるなど、攻撃面でも存在感を発揮した。彼らが古巣との対戦で、どのようなプレーを見せるか注目したい。
また、リーグ戦、ヤマザキナビスコカップを通じて、千葉はまだ今季の公式試合で勝利がない。しかし、内容を見れば、アレックス ミラー監督の下、1試合1試合にしっかりと狙いを持って臨んでいる。もともと勤勉な選手が多く、一人ひとりの運動量が多い。勝利を目指す強い気持ちもあり、最後まで勝負をあきらめない粘りがある。まず1勝 ──。千葉ダービーで今季初勝利を収め、勢いに乗りたい。
柏は中盤での激しいプレス、ボールを奪った後の素早い攻撃に特長があり、堅守速攻のスタイルがすでに完成されている。また、今季が開幕してからリーグ戦で引き分けが3試合続いたが、引き分けに終わった第3節の横浜FM戦、快勝したヤマザキナビスコカップ予選リーグ第1節のFC東京戦で、それぞれ3得点するなど、チーム状態は上向いている。「引き分けが続いたが、それぞれ内容は違った。自分たちのサッカーに迷いはなかった」と高橋監督は語る。柏には明確な「自分たちの形」を持ち、軸がぶれない安定感がある。千葉ダービーでもやることは変わらない。レイソルスタイルのサッカーを貫き、勝利を目指す。