プレビュー&レポート
2009年4月29日(水)
[ 4/29(水・祝)J1リーグ戦:第8節 試合総括 ]
鹿島が得失点差で首位に復帰。柏は劇的な今季リーグ戦初勝利
第8節の9試合が4月29日(水・祝)に行われ、
鹿島が
神戸に1−0と勝利し、
清水と2−2で引き分けた
浦和を得失点差で上回り首位に返り咲いた。
新潟は
千葉と2−2の引き分け。
名古屋と
広島はスコアレスドローに終わった。
山形は
大宮に3−0と快勝し、
G大阪も
FC東京に4−2の勝利。
川崎Fは
京都を4−1と下し、
横浜FMは
磐田に1−0と競り勝った。
柏は
大分に2−1の逆転勝ちを収め、今季のリーグ戦で初勝利を挙げた。
鹿島に3試合ぶりの白星をもたらしたDF岩政のゴールは、チームのJ1リーグ戦通算1000得点。キックオフからわずか1分、「(あまり身長の高い選手がいないのでMF野沢と)狙おうと話していた」という岩政が、野沢のけった右CKを得意のヘディングで合わせた。神戸も反撃に出たが、堅い守備を見せる鹿島がそれを跳ね返し、カウンターアタックで対抗。試合の主導権を渡さず1−0のスコアのままタイムアップを迎えた。神戸の連勝は2で止まった。1点をリードされた浦和は、MFポンテが同点とし、74分にはMF山田直がJリーグ初ゴールで逆転。だが、86分に追いつかれ連勝は4で止まった。FW原のPKで先制し、DF児玉が同点シュートを決めた清水は2試合連続の引き分け。新潟も終盤に勝利を逃した。MFマルシオ リシャルデス、FW大島の得点で2−1とリードしたが、85分に同点とされた。千葉は4月29日に29歳の誕生日を迎えたDFボスナーが1−1とし、MF斎藤の同点ゴールで勝点1を手にした。
攻撃的なサッカーを持ち味とする名古屋と広島の一戦ではゴールが生まれなかった。名古屋にとってはFWダヴィのシュートがゴールのバーに当たる不運もあったが、4月28日に23歳となった広島のGK中林の好守も光った。山形はFW長谷川が1分、13分と2得点、FW古橋が87分にPKでダメを押し、3試合ぶりの勝利。小林監督は「節目、節目で(GK)清水が活躍してくれた」と、好セーブで大宮に得点を許さなかった守護神をたたえた。大宮は3連敗。G大阪は持ち前の攻撃サッカーが冴えた。先制点こそ相手のオウンゴールだったが、MFルーカスが追加点をマークし、FWレアンドロがリーグ戦4試合連続得点。さらにFWチョ ジェジンが1点を加えるなど、外国籍選手がゴールを連取。FC東京は終盤にMFの石川、鈴木が決めて追い上げたが及ばなかった。
川崎Fは相手のボールを奪ってからの素早い攻めという「フロンターレらしいサッカー」(関塚監督)で今季初の4得点。FWヴィトール ジュニオールが17分に口火を切り、後半はFWの矢島、ジュニーニョ、黒津が続いた。京都はロスタイムにMF加藤が一矢を報いたが3連敗。横浜FMは後半開始直後の46分、FW渡邉が均衡を破ると、磐田の反撃をかわして3試合ぶりの白星。磐田はFWジウシーニョら、次々と攻撃の選手を投入したが得点には結びつかず、4試合ぶりの黒星を喫した。1点を追う展開となった柏は高橋監督の交代策が的中した。まず、71分にピッチに立ったFW北嶋がヘディングで同点ゴールを決めると、後半から出場していたMF大津が89分にCKをヘディングで合わせ、リーグ戦初得点が劇的な逆転ゴール。高橋監督は「チーム一丸の価値ある勝利」と喜びを表した。大分はDF森重が先制したが、5連敗で最下位脱出はならなかった。
第9節は中2日で5月2日(土)に行われる。