プレビュー&レポート
2009年5月2日(土)
[ 5/2(土)J1リーグ戦:第9節 試合総括 ]
首位の鹿島、2位の浦和が同勝点で譲らず。名古屋、G大阪が浮上
第9節の9試合が5月2日(土)に行われ、
鹿島は
千葉に2−0、
浦和は
新潟に1−0の勝利を収め、それぞれ1位、2位を守った。
名古屋は
京都を1−0と破り、
G大阪は
大分に3−1の逆転勝ち。「神奈川ダービー」は
横浜FMが
川崎Fに2−1の白星。
山形vs
柏、
広島vs
清水は共にスコアレスドロー。
磐田は
神戸を1−0と下し、
FC東京は
大宮に3−2と競り勝った。
鹿島は15分、MF野沢がMF小笠原とのパス交換から先制点をもたらすと、50分には小笠原がGKの逆を突いてPKを決めてリードを広げ、2試合連続の無失点勝利。オズワルド オリヴェイラ監督は「明らかにうちのほうがペースを握っていた」と自信たっぷりに振り返った。千葉はMF谷澤らが決定機をつかんだが、鹿島の堅守を崩すことができなかった。今節をそれぞれ2位、3位で迎えた浦和と新潟の対決は、スコアレスドローが濃厚となった89分、DF田中マルクス闘莉王が値千金の決勝点をヘディングで決め、鹿島と同じく勝点を20へ伸ばした。新潟は4試合ぶりの黒星で6位へ後退した。鹿島、浦和との勝点3差を維持しているのが名古屋。京都の攻勢にさらされる時間帯もあったが、41分にFW杉本のクロスをFWダヴィがヘディングでゴール。今季のJ1通算7点目となる得点が、チームに勝点3をもたらした。京都は4連敗となった。
大分に先制されたG大阪は38分、FWレアンドロのリーグ戦5試合連続ゴール、同今季通算7点目で追いつく。さらに後半、FWチョ ジェジンが左右からのクロスに合わせて2得点を挙げて2連勝。西野監督は「(先制された後)慌てずボールを動かし、好機を見つけた」戦いぶりを評価した。2007シーズンまでG大阪に所属していたFW家長の今季初得点で幸先のいいスタートを切った大分だが、2試合続けて逆転され、6連敗となった。神奈川ダービーは横浜FMが川崎Fを振り切った。21分に山瀬功、44分に坂田とFW陣が決めて前半を折り返し、川崎Fの猛反撃を1点に抑えて今季初の2連勝。川崎Fは後半からFWの鄭大世、レナチーニョを投入して攻勢を強めたが、87分にMF中村が一矢を報いたにとどまった。山形と柏は球際の激しい攻防を展開し、互いに譲らず勝点1を分け合った。
広島と清水も互いに決定機をものにできなかった。優勢に試合を進めた広島は2試合連続のスコアレスドローとなり、4試合連続の引き分け。広島のGK中林に決定機を阻止された清水も3試合連続のドローゲームとなった。FWの前田、イ グノ、MFジウシーニョという得点力の高い3人を先発させた磐田は神戸を圧倒。39分にMF西のパスを受けた前田のループシュートによる1点にとどまったが、「選手は楽しみながらやれた」(柳下監督)という危なげのない勝利を飾った。神戸は終盤に反撃したものの、2試合続けて0−1の敗戦となった。FC東京は
MF石川がハットトリックの大活躍。大宮は後半、クロスボールをFC東京ゴール前に集めたが、あと1点が奪えず4連敗となった。
第10節は中2日で5月5日(火・祝)に行われるが、AFCチャンピオンズリーグ2009の予選リーグ第5戦に出場する川崎FとG大阪、名古屋と鹿島の2試合は、7月1日(水)に開催される。