プレビュー&レポート
2009年7月5日(日)
[ 7/4(土)5(日)J1リーグ戦:第16節 試合総括 ]
鹿島と川崎Fの対決は引き分け。名古屋が劇的に7試合ぶりの白星
第16節の9試合が7月4日(土)、5日(日)に行われた。首位の
鹿島と今節を2位で迎えた
川崎Fの対決は1−1の引き分け。
新潟は
柏を4−0、
浦和は
山形を3−2と下した。
FC東京は
神戸に2−0と勝利し、
名古屋は
G大阪から2−1の白星。
磐田は
広島を1−0と破り、
千葉は
大分を2−1と振り切った。
清水と
京都は点の取り合いの末に3−3と引き分け、
大宮と
横浜FMも0−0の引き分けで勝点1を分け合った。
鹿島と川崎Fによる注目の対決に、
等々力陸上競技場は今季最多となる2万2185人の入場者で埋まった。先手を取ったのはホームの川崎F。鹿島のDF内田のハンドで得たPKを33分にFWジュニーニョが決めた。しかし、鹿島も内田が退場処分となり数的不利の状況のなか、64分にFWマルキーニョスのインターセプトからFW興梠が同点ゴール。その後も、川崎Fに再三ゴールへ迫られながらも、GK曽ヶ端の好守などで勝ち越し点を与えず、2位との勝点8差をキープした。川崎FはJ1におけるチーム新記録の7連勝はならず、関塚監督は「残念な引き分け。相手に勝点1をプレゼントした」と悔しさを表した。新潟は今季初の3連勝。7分のFKで相手のオウンゴールを誘い、MFマルシオ リシャルデスのロングシュート、FWペドロ ジュニオールの個人技とPKによる2点で、川崎F、浦和と同勝点ながら得失点差で上回り2位へ浮上した。柏はリーグ戦のホームゲームで4連敗。
NDソフトスタジアム山形には、今季最多となる2万102人の入場者が詰めかけた。ホームの山形に先制を許した浦和は、44分にFWエジミウソンがPKを決めて同点とし、後半にはFW高原の2ゴールによって突き放した。山形は今季2度目のリーグ戦3連敗となった。
好調のMF石川の活躍によって、FC東京は今季初のリーグ戦3連勝。切れ味鋭いプレーを見せる石川は、50分にリーグ戦4試合連続得点となる強烈な先制シュート。5分後にはFWカボレがGKをかわして追加点を挙げた。神戸は今季初のリーグ戦3連敗となった。4連敗中の名古屋は、前半のロスタイムにFWダヴィがPKを決めて同点。試合は1−1のスコアのまま後半ロスタイムに入り引き分けに終わるかと思われたが、交代出場のFW巻が相手GKのパスを奪って、名古屋が劇的に勝ち越した。リーグ戦で7試合ぶりとなる白星に、ストイコビッチ監督は「ロスタイムに起きたことは驚きだったが、重要なのはわれわれが勝ったこと」と語った。G大阪は8分にFWレアンドロが先制して幸先のいいスタートを切ったが、追加点を挙げることができず2連敗。磐田は16分、右サイドからのクロスをFW前田がヘディングで合わせた1点を、GK川口の好守などで守りきった。広島はFW佐藤寿を中心に何度も磐田ゴールへ押し寄せたが、2試合連続無得点で2連敗。
千葉は5分、素早い攻めからMF深井が抜け出して先制点を決め、同点とされた後の23分にはMF下村の左足シュートで勝ち越した。大分は7分にMF高橋が同点とし、リードされた後も果敢に千葉のゴールへ迫ったが及ばず、リーグ戦は13連敗。清水はFWヨンセンのヘディングシュート、MF岡崎の2得点で前半を3−1と折り返す。しかし京都は、後半に入ると59分にMF渡邉が決めて1点差とし、さらにロスタイムにDF李正秀が貴重な同点シュートを押し込んだ。加藤監督は「90分を通じてクオリティーの高い試合をやれた」と、土壇場で勝点1を得た一戦を振り返った。守備が安定した大宮は、横浜FMのスピードのある攻撃をしのぎ、2試合連続の無失点。横浜FMはFW山瀬、DF田中が鋭いシュートを放つも、大宮のGK江角の好守などに阻まれた。
第17節は7月11日(土)、12日(日)に行われる。