プレビュー&レポート
2009年7月12日(日)
[ 7/11(土)12(日)J1リーグ戦:第17節 試合総括 ]
首位の鹿島がチャンピオンの貫録。FC東京が上位陣に急接近
前半戦の締めくくりとなる第17節の9試合が、7月11日(土)、12日(日)に行われた。首位の
鹿島は
大宮に2−0と勝利し、勝点を42へ伸ばした。今節をそれぞれ2位、3位で迎えた
新潟と
川崎Fの対決は2−2の引き分け。この両チームと勝点が並んでいた
浦和は
広島に2−1の逆転勝ち。勝点を34とし、2位へ浮上した。
FC東京は
名古屋に3−0、
清水は
G大阪に4−1と、共に快勝。
山形は
横浜FMに2−1の逆転勝利を飾り、
千葉と
神戸は1−1で引き分けた。
柏は
京都に2−1と競り勝ち、
磐田は
大分を3−1と下した。
鹿島が危なげのない試合運びで堅守の大宮を下し、チャンピオンの貫録を示した。16分にFW興梠からFWマルキーニョスにつないで先制すると、89分には交代出場のFW大迫がダメを押した。大宮はリーグ戦で6試合ぶりの黒星となった。新潟と川崎Fは上位対決にふさわしい熱戦で勝点1を分け合った。新潟は36分にMFマルシオ リシャルデスがFKを決めると、一度は同点とされたが、63分には彼のスルーパスからMF松下が2−1とした。だが、川崎Fも粘り、ロスタイムにFWジュニーニョが左足で巧みに決めて、新潟とのアウェイゲーム連敗を10で止めた。この両チームを抜いて2位へ順位を上げたのが浦和。広島に先制を許したものの、68分にカウンターアタックからFWエジミウソンが同点ゴール。84分には再びエジミウソンがFKのボールをヘディングで決め3連勝。フォルカー フィンケ監督は「強い意志を見せて逆転劇を演出した」と、選手たちの粘りを評価した。広島は6分に奪ったFW佐藤の先制後、再三の決定機をものにできなかったのが響き、3連敗となった。
FC東京はリーグ戦4連勝で勝点を28へ伸ばし、4位の川崎Fに勝点4差と急接近。チームを勢いに乗せたのは、今節もMF石川だった。キックオフから3分後にミドルシュートを決めて、リーグ戦5試合連続ゴール。
J1リーグ戦の得点ランキングでトップタイとなる10点目だ。さらに34分にはFWカボレがこぼれ球を押し込んでリードを広げ、試合終了直前にはMF鈴木が勝利を決定的にする3点目をけり込んだ。清水は16分にFW岡崎が押し込み先手を取ると、後半にもDF岩下、MF枝村、FW原が追加点。FWチョ ジェジンが1点を返すにとどまったG大阪は、今季初の3連敗。山形はリスタートのプレーを生かし、リーグ戦で9試合ぶりの白星。横浜FMに先制を許したが、79分にDF西河、その6分後にはDF小原が連続ゴール。横浜FMは2分にFW坂田が押し込んだが、その後の決定機を生かせなかった。
神戸は39分、MFボッティのスルーパスからMF朴康造がゴール左隅に決めたが、千葉も68分、カウンターアタックからMF谷澤が同点とし引き分けに持ち込んだ。神戸は連敗を3で止めた。柏は前半、FWパウリーニョがリードする京都の攻撃に守勢となったが、53分にFWポポのクロスボールが相手のオウンゴールをさそって先制した。京都も72分にDF李正秀のヘディングシュートで同点としたが、勝点3を手にしたのは柏。88分にDF村上が難しい角度のシュートを決めて勝ち越した勝利に、高橋監督は「選手が100パーセント以上の力を発揮してくれた」と振り返った。磐田は2連勝で、12位から一気に7位へ順位が急上昇。前半終了間際にDF駒野がFKから直接ゴールネットを揺すってリードすると、後半にもFW前田が2得点をマークした。大分は69分にMFエジミウソンが1点差としたが、リーグ戦は14連敗となった。
第18節は7月18日(土)、19日(日)に行われる。