プレビュー&レポート
2009年8月2日(日)
[ 8/1(土)2(日)J1リーグ戦:第20節 試合総括 ]
広島が首位の鹿島に競り勝つ。川崎F、大分は劇的な逆転勝ち
第20節の9試合が8月1日(土)、2日(日)に行われ、
広島に0−1と敗れた首位の
鹿島のリーグ戦における連続無敗記録は17試合で止まった。
FC東京に2−1と逆転勝ちした
川崎Fが勝点を36へ伸ばして2位に浮上。今節を2位で迎えた
新潟は
大宮と0−0で引き分け、勝点35で3位。
清水に0−1と敗れた
浦和が勝点34で4位。
G大阪は
山形と1−1の引き分け。
大分は
名古屋に2−1の逆転勝利を収めた。
磐田は
千葉を3−2と振り切り、
横浜FMは
京都に3−0と快勝。
神戸は
柏を1−0と破った。
首位の鹿島を迎え、
広島ビッグアーチには今季最多となる2万2225人の入場者が詰めかけた。熱気あふれる中で35分に均衡を破ったのは広島。MF青山のパスを受けたFW佐藤寿が、狙いすましてゴール左隅にけり込み、鹿島に18試合ぶりの黒星をつけた。貴重な得点をマークした佐藤寿は「(第3節の広島戦で始まった鹿島の連続無敗)記録を止めることしか考えていなかった」と語った。「多摩川クラシコ」は川崎Fが劇的な勝利を飾り、鹿島との勝点差を8に縮めた。1−1で迎えたロスタイム、MF谷口が鋭いシュートを決めてリーグ戦で5試合ぶりの勝利。関塚監督は「上位戦線を占う試合だったので貴重な勝点3」と勝利の価値を評した。FC東京は37分にMF石川が先制したが、55分にFWジュニーニョのヘディングシュートで追いつかれ、最後に力尽きてリーグ戦で7試合ぶりの敗戦を喫した。
東北電力ビッグスワンスタジアムでの一戦は3万862人の入場者を集め、新潟のJ1リーグ戦通算入場者数が350万人を突破。だが、4試合ぶりの勝利を目指した新潟は無得点に終わり、4試合連続引き分けとなった。
7月29日(水)の2009Jリーグヤマザキナビスコカップ準々決勝第2戦で浦和に3−0と快勝した清水が再び勝利し、7位から5位へ順位を上げた。清水は70分、素早い攻めからDF市川のクロスをMF枝村が決め、この1点を粘り強い守備で守りきった。浦和はリーグ戦で3試合連続無得点の3連敗。G大阪は39分にMF明神のヘディングシュートで先制したが、山形も71分にFW長谷川が同点ゴールを決め、勝点1を分け合った。大分は1点のリードを追っていたロスタイムにFW高松がヘディングシュートで同点。さらに、19歳のMF東のJリーグ初得点で逆転し、ポポヴィッチ新監督に初勝利をプレゼントした。名古屋はFWケネディのリーグ戦3試合連続得点で26分に先行したが、あと一歩のところでリードを守ることができなかった。
磐田もMF岡田のJリーグ初ゴールとなるロングシュートで先制すると、MF村井、FW前田の追加点で3点差。後半に2点を許して追い上げられたが、GK川口の安定した守備などで逃げ切った。千葉はFW巻、MF谷澤の得点で1点差としたが3連敗。江尻新監督の初戦を飾ることはできなかった。横浜FMは38分、木村監督が「本当に試合が楽になった」というFW渡邉のリーグ戦6試合ぶりの得点で先制し、共に交代出場のMF兵藤、DF小宮山が加点してリーグ戦6試合ぶりの白星。京都はラストパスに精度を欠き、なかなか決定機をつくることができなかった。神戸は64分、CKからDF河本がヘディングで決勝点をマーク。今季リーグ戦でアウェイゲーム初勝利を飾り、7試合ぶりの勝点3を獲得。和田監督にとっては指揮を執り始めて5試合目での初白星となった。反撃した柏はFWフランサらがチャンスに決めることができず無得点に終わった。
8月8日(土)に韓国で開催される「
JOMO CUP 2009」を挟み、第21節は8月15日(土)、16日(日)に行われる。