プレビュー&レポート
2009年8月16日(日)
[ 8/15(土)16(日)J1リーグ戦:第21節 試合総括 ]
首位の鹿島、2位の川崎Fが共に白星。G大阪は一気に5位へ浮上
JOMO CUP 2009による中断期間が明け、2週間ぶりに
J1リーグ戦が再開。第21節の9試合が8月15日(土)、16日(日)に行われ、首位の
鹿島は
大分に1−0、2位の
川崎Fは
名古屋に2−0と、いずれも勝利を収めた。
清水vs
新潟の上位対決は1−1、
FC東京vs
横浜FMは0−0の引き分け。
G大阪は
浦和に、
京都は
山形に、共に1−0の白星。
大宮は
磐田と1−1のドロー。
神戸vs
広島、
千葉vs
柏は、どちらも0−0の引き分けに終わった。
鹿島にリーグ戦で4試合ぶりの勝利をもたらしたのは、32分のDF伊野波の決勝点。右サイドからのMF野沢のFKを、ヘディングでたたき込んだ。伊野波にとっては、FC東京に所属していた2006シーズンの第19節、福岡戦(8月23日)以来となる約3年ぶりのリーグ戦のゴールとなった。大分はシュートがわずか1本に終わり、リーグ戦の鹿島戦は5連敗。川崎Fは2連勝で鹿島との勝点8差をキープした。関塚監督が「先制点によって落ち着いてサッカーを展開できた」と振り返った貴重な先制ゴールを挙げたのはFWジュニーニョ。11分にゴールを奪うと、73分には追加点をマークした。名古屋は新加入のMFブルザノビッチ、DF三都主アレサンドロがデビューしたが、無得点に終わり2連敗。清水は33分、DF市川のクロスからFW岡崎がヘディングで先制。岡崎は今季の通算得点を11点とし、MF石川(FC東京)、FWジュニーニョ(川崎F)、FWレアンドロ(G大阪)と共に、J1得点ランキング首位に並んだ。だが、3位の新潟は76分、MFマルシオ リシャルデスが得意の直接FKを決めて同点とし、5試合連続となる引き分けに持ち込んだ。
FC東京と横浜FMは、緊迫した攻防を展開した。FC東京はGK権田の安定した守備、横浜FMは
J1通算300試合出場となったDF中澤を中心としてゴールを許さず、互いに無得点。
万博記念競技場に今季最高となる2万211人の入場者が詰めかけた一戦は、G大阪がロスタイムに決勝点を奪い劇的な勝利。87分に交代出場したFW播戸が左から低い弾道のシュートでゴールネットを揺らし、チームは8位から一気に5位へ浮上。西野監督は「まず守備をやった上での攻撃を徹底できた」と勝因を振り返った。浦和は後半にDF田中マルクス闘莉王を前線に上げる策も実らず、リーグ戦で4試合連続無得点による4連敗となった。京都は山形のシュートを3本に抑える危なげのない戦いぶりを見せ、加藤監督も「すきのない試合を90分通じてできた」と満足のいく白星。勝利を決めた得点は73分、MFディエゴのFKを起点に、ゴール前で混戦となったところをJOMO CUP 2009のMVP、DF李正秀がヘディングで押し込んだ。山形は5試合ぶりの黒星。
大宮は磐田の1点のリードを追っていた57分、新加入のFWラファエルのシュートが相手のオウンゴールを誘って同点。25分にMF西の豪快なゴールで先制した磐田は、勝ち越すことができず、2連勝はならなかった。三浦新監督を迎えた神戸はMF古賀、広島はFW佐藤寿が惜しいシュートを放ったが、ゴールは生まれず勝点1を分け合った。16位の千葉と17位の柏の対決となった「千葉ダービー」もスコアレスドロー。29分にFWネット バイアーノが退場処分となった千葉に対し、柏が猛攻を仕掛けるも、シュートの精度を欠いて無得点。千葉もカウンターアタックから柏のゴールへ迫ったが、連敗を3で止めるのが精一杯だった。
第22節は8月19日(水)に行われる。