プレビュー&レポート
2009年11月8日(日)
[ 11/8(日)J1リーグ戦:第31節 試合総括 ]
上位の川崎F、鹿島、G大阪が揃って勝利。千葉の16位以下が確定
第31節の9試合が11月8日(日)に行われ、川崎Fが千葉に3−2と勝利して首位を守り、千葉の16位以下が確定した。2位の鹿島は山形に2−0、3位のG大阪は京都に4−1と、いずれも勝利を飾った。4位の清水は柏に0−5と完敗し、FC東京も浦和に0−1の敗戦。新潟は磐田を2−0と下し、広島は大宮を1−0と振り切った。名古屋は神戸に1−0と競り勝ち、大分は横浜FMを2−1で破った。
川崎Fと千葉の対決は勝点3をめぐる白熱した展開となった。35分にMF工藤がけり込んで千葉が先制すると、川崎FはFWレナチーニョが55分(PK)、70分に決めて逆転。勝たなければ16位以下が決まる千葉も粘り、88分にDF和田が同点ゴール。だが後半ロスタイム、勝ち越し点を狙って前がかりになる千葉のすきを突いて、川崎Fは「ゴールすることだけを考えていた」というレナチーニョが値千金の決勝点を挙げ、リーグ戦で初となるハットトリックの大活躍。チームは勝点を58へ伸ばした。千葉はリーグ戦で15試合連続勝ちなし(6分9敗)で涙を呑んだ。オズワルド オリヴェイラ監督が「チームが良くなっていることにとても満足」と振り返った鹿島は、川崎Fとの勝点1差を守った。20分にMF小笠原のスルーパスからFW興梠が先制し、49分にはJ1戦通算200試合出場のFWマルキーニョスがPKを決めてリードを広げた。山形はリーグ戦で5試合ぶりの黒星を喫した。川崎Fを勝点4差で追うG大阪は、万博記念競技場で今季最多となる2万394人の入場者が見守る中、34分、57分と、いずれもFWルーカスのパスからFWペドロ ジュニオールが2得点。2点目はチームのJ1戦通算1000得点目となった。さらにMF橋本、ルーカスのゴールで差を広げ、京都はFW柳沢が一矢を報いるにとどまった。
清水はリーグ戦で3連敗。川崎Fとの勝点差が8に開いた。引き分け以下だと16位以下の決まる可能性があった柏は、今季最多となる5得点のゴールラッシュでリーグ戦の連敗を3で止め、J1残留へ望みをつないだ。25分にMF大谷が口火を切ると、MF大津、FWフランサ(2点)、FW北嶋が追加点をマークした。2009Jリーグヤマザキナビスコカップで優勝したFC東京は、浦和に10試合連続勝ちなし(1分9敗)。明暗を分けたのは49分、浦和のFWエジミウソンの決勝点だった。FC東京も反撃に転じたが、浦和のGK山岸の好守などに得点を阻まれた。新潟はFW大島が、リーグ戦で第8節の千葉戦(4月29日)以来のゴール。12分、77分に決めてリーグ戦の連敗を2で止めた。
大宮 vs 広島の均衡が破れたのは87分。MF柏木のクロスからMF服部が胸で落としたところをDF槙野がけり込み、貴重な決勝点を挙げた。大宮はリーグ戦のホームゲームで3連敗。広島はリーグ戦6試合ぶりの白星を手にした。名古屋は15分、神戸のバックパスを奪ったFWブルザノビッチが冷静に流し込み、リーグ戦4試合ぶりの勝利。神戸はFW茂木のシュートがゴールバーをたたくなど決めきれず、無得点に終わった。前節、16位以下が決まった大分はFWフェルナンジーニョ、MF清武が決めてリードし、横浜FMの反撃をFW渡邉の1点に抑え、リーグ戦7試合連続負けなし(3勝4分)の健闘を見せている。
第32節は11月21日(土)、22日(日)に行われる。