プレビュー&レポート
2009年11月22日(日)
[ 11/21(土)22(日)J2リーグ戦:第49節 試合総括 ]
優勝争いの天王山は仙台に軍配。湘南は昇格内定へ大きく前進
第49節の9試合が11月21日(土)、22日(日)に行われ、C大阪に1−0と勝利した仙台が11節ぶりの首位に立った。3位の湘南は4位の甲府に3−2と競り勝ち、J1昇格内定に向けて大きく前進した。鳥栖は岡山と、富山は徳島と、共に0−0の引き分け。札幌は岐阜を4−2と破り、水戸も愛媛を1−0と下した。福岡は草津に2−1の逆転勝ち。熊本は東京Vに2−0、横浜FCは栃木に1−0と勝利を収めた。
2位仙台と首位C大阪、勝点2差で迎える優勝争いの天王山とあって、ユアテックスタジアム仙台には今季最多となる1万9063人のファン・サポーターが足を運んだ。仙台が堅守、C大阪が攻撃と、互いに持ち味を発揮した好試合は得点のないままタイムアップが近づいたが、ロスタイムに入りMF千葉のクロスをDF朴柱成がヘディングでゴール。仙台が劇的な決勝点で勝点を102へ伸ばし、C大阪を上回った。手倉森監督は「最後に、勝点3を取りにいく、という思いが通じた」と、選手たちのあきらめない姿勢をたたえた。甲府と湘南の対決の舞台となった山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場でも、今季最多となる1万6844人の入場者が白熱の試合展開に一喜一憂した。6分にFW中村、10分にDF臼井が決めて湘南が2点をリードすれば、甲府も25分にFW金信泳が巧みなシュートで1点を返し、62分にFWマラニョンがPKで同点。2−2のスコアのままロスタイムに突入したが、FKのチャンスから最後はMF坂本がけり込んで、湘南が劇的な勝ち越し点。反町監督は「前にかける人数を増やしたことが、命運を分けた」と勝因を語った。これで湘南は甲府に勝点3差をつけ、3位確保へライバルを一歩リードした。
湘南が勝ったことで3位の可能性が消えた5位の鳥栖は、試合の主導権を握りながらも岡山の体を張った守りを崩せず。岡山はGK真子の好守も光り、リーグ戦の連敗を8で止めた。富山 vs 徳島も、お互いの堅い守りを破ることができずスコアレスドロー。富山はリーグ戦で7試合連続(3分4敗)、徳島も同じく4試合連続(3分1敗)して勝ちがない。札幌は岐阜に快勝し、6位の座を守った。11分にMF上里が先制すると、21分までにMFダニルソンが2点を追加して3点差をつけ、粘る岐阜を振り切った。岐阜はFW佐藤が2点を決めて追い上げたが及ばず、札幌戦は3戦3敗となった。
水戸は86分のDF中村の貴重な決勝点によって9位から7位へ浮上した。愛媛は水戸とのアウェイゲームで5連敗。草津に先制を許した福岡は、17分にDF丹羽、66分にMF大久保の得点で逆転した。草津は開始2分にFW都倉がFKを直接決めたが、リードを守ることができなかった。東京Vと熊本という好調同士の一戦は熊本に軍配。16分にMF吉井が強烈なシュートをゴールネットに突き刺し、43分にはFW小森田がPKを決めた。東京Vは反撃も実らず、リーグ戦で6試合ぶりの黒星。横浜FCは27分、FWエデルが相手のミスを逃さず決めたゴールが決勝点となり、2試合連続の無失点勝利。栃木は優勢な試合展開を白星に結びつけることができなかった。
第50節は11月28日(土)、29日(日)に行われる。