プレビュー&レポート
2010年3月14日(日)
[ 3/13(土)14(日)J1リーグ戦:第2節 試合総括 ]
仙台と川崎Fが2連勝。鹿島が引き分け、「大阪ダービー」もドロー
第2節の9試合が3月13日(土)、14日(日)に行われ、仙台と川崎Fが2連勝と好スタートを切った。仙台は大宮に3−1の勝利、川崎Fは名古屋に3−2と競り勝った。4連覇を目指す鹿島は京都と1−1の引き分け。「神奈川ダービー」は横浜FMが湘南に3−0と快勝し、4年ぶりとなる「大阪ダービー」はC大阪とG大阪が1−1で引き分けた。浦和はFC東京に1−0の白星。清水は山形を3−0と破り、広島は神戸に2−1の勝利。新潟と磐田は1−1で引き分けた。
仙台にとっては2003シーズン以来となる、ホームでのJ1リーグ戦。34分にMF梁勇基がPKを決めて先制し、40分に追いつかれたが、その2分後にはDFエリゼウが押し込んで勝ち越し。大宮はDFマトが左足で強烈な同点ゴールをけり込んだが決定機が少なく、2連勝はならなかった。FWのレナチーニョ、鄭大世がいずれもFKを直接決めて前半を2−1と折り返した川崎Fは、後半に入ると名古屋の猛攻にさらされ、78分に追いつかれた。だが90分、鄭大世が劇的な勝利をもたらす決勝点。名古屋は6分にFW金崎夢生が大分からの移籍後初ゴールをマーク。78分にはMFマギヌンが決めたが、後半の度重なる好機を川崎FのGK川島永嗣の好守などに阻まれたのが痛かった。鹿島は63分にMF野沢拓也がFKを直接決めてリードし、その後も追加点を狙って攻めたが、京都は89分にFWディエゴが豪快にけり込み追いついた。京都の加藤久監督は「粘り、我慢強さが同点ゴールにつながった」と、Jリーグ王者を相手にしてのドローを振り返った。
横浜FMはMF中村俊輔の2002シーズン以来となるJリーグ復帰を白星で飾った。注目の中村は22分、CKをDF栗原勇蔵の頭に合わせて先制点を演出。61分には昨季のJリーグ新人王、FW渡邉千真が追加点を挙げ、中村と交代したMF狩野健太が90分に3点目。木村和司監督も「選手の倍くらい、うれしかった」と、監督としての初勝利を喜んだ。湘南はシュート数6−29と劣勢を余儀なくされた。大阪ダービーは、G大阪がパスワークを生かして攻め、C大阪がカウンターアタックを狙うという展開。65分にMF明神智和がミドルシュートで均衡を破ったが、C大阪も新加入のFWアドリアーノがMF香川真司のパスを受けて同点シュートを決めた。浦和はルーキーのDF宇賀神友弥への反則で得たPKを、MFポンテが19分に決めて先制。FC東京の反撃も、DFの山田暢久、坪井慶介を中心にしっかりとしのいだ。浦和の無失点は昨季第31節以来。対戦相手はやはりFC東京だった。
清水も長谷川健太監督が「最高の結果が出せたのではないかと思う」というホーム開幕戦の白星。FWヨンセンのシュートがFW藤本淳吾に当たって入った先制点の後は山形の粘り強い守りを崩せなかったが、88分にFW岡崎慎司、ロスタイムにMF伊東輝悦が決めて一気に勝利を手繰り寄せた。広島はMFの中島浩司、高萩洋次郎の得点で2点差をつけ、神戸の反撃を1点に抑えて今季の公式試合初勝利。神戸はFW大久保嘉人がPKで1点を返し、シュートも相手の2倍となる22本を放ったが、「最後の最後まで力を振り絞った」(ペトロヴィッチ監督)広島の守りを破れなかった。新潟と磐田はいずれもCKを生かした得点。FW大島秀夫とMF那須大亮がそれぞれゴールを決め、勝点を分け合った。
第3節は3月20日(土)、21日に(日)に行われる。