プレビュー&レポート
2010年3月21日(日)
[ 3/20(土)21(日)J2リーグ戦:第3節 試合総括 ]
横浜FC、徳島が3連勝。北九州が記念すべきJリーグ初勝利
第3節の9試合が3月20日(土)、21日(日)に行われ、横浜FCが草津に3−0、徳島が千葉に3−1で共に3連勝を飾った。北九州は東京Vを1−0と破り、Jリーグで記念すべき初勝利。柏は福岡に1−0と競り勝ち、札幌も栃木に1−0の白星。大分は富山を3−1、甲府は岐阜を1−0と下した。愛媛 vs 水戸、岡山 vs 熊本は、共に0−0の引き分けに終わった。
横浜FCは2001シーズンのJリーグ入会以来、クラブ史上初となる開幕戦からの3連勝。そのヒーローとなったのは、7分の移籍後初ゴールを皮切りに、ハットトリックでチームの全得点をマークしたFW大黒将志。守備も3試合連続無失点で、岸野靖之監督も「高い集中力を保って試合ができている」と手応えを口にした。草津は対照的に3連敗、3試合連続無得点となった。徳島は初顔合わせの千葉に快勝。15分に平繁龍一、54分に津田知宏と、新加入のFWが決め、57分にはMF柿谷曜一朗のPKで3点差。オウンゴールで1点を献上したものの、クラブ史上初の3連勝を記録した。千葉はリズムをつかむことができず、完敗といえる内容だった。北九州は10分、CKのチャンスにMF関光博がけり込んだ1点を守り切り、歴史的な1勝。退場者を出しながらも東京Vの反撃をしのぎ、与那城ジョージ監督は「すごく劇的な1日だった」と振り返った。
柏と福岡は好調のチームらしく白熱の攻防を繰り広げたが、81分の決勝点で柏に軍配が上がった。殊勲の得点を決めたのは、76分に交代出場した19歳のFW工藤壮人。相手のバックパスのミスを逃さず、Jリーグ初得点でチームに勝点3をもたらした。福岡は迫力ある攻めを見せたが、3連勝はならなかった。札幌は19分、新加入のMF内村圭宏がFWキリノからのパスを決めて、今季のリーグ戦初白星。栃木は終盤の猛攻撃も実らなかった。富山県総合運動公園陸上競技場には1万726人のファン・サポーターが詰めかけた。富山のホームゲームでは初めて入場者が1万人を突破した試合となったが、主導権を握ったのは大分。20分にFW森島康仁が先制すると、MFキム ボギョンの3試合連続となる得点などで3点差をつけ、富山を1点に抑えて2試合連続の3−1の勝利。富山は68分にMF朝日大輔が一矢を報いたが、ホーム開幕戦を飾れず2連敗となった。
岐阜 vs 甲府は互いに譲らぬ攻防を演じ、終盤に決着がついた。均衡が破れたのは84分。FW片桐淳至が、2009シーズン途中まで所属していた古巣を相手に値千金の決勝点をマークし、甲府は今季リーグ戦初白星を挙げた。愛媛は水戸をシュート数15−7と圧倒したが、水戸もスピードのある攻めを繰り出して譲らず、勝点1を分け合うドロー。岡山 vs 熊本も予断を許さぬ展開となり、守備陣の集中が最後まで切れることはなく、スコアレスドローとなった。
第4節は3月27日(土)、28日(日)に行われる。